よく聞かれるのですが「どうすれば写真が上手くとれるんでしょうか」と
それが簡単に教えられるものでもないんです
私(25年のキャリア)でも 常にどう撮ったらいいのかいまでも勉強しているくらいですから
まあ このことに関していえば きりがないですが
上手く撮るじゃなく 失敗しない方法をおさえておけば
スナップ写真などでは チャンスしだいで傑作が撮れたりします
じゃあ 失敗写真ってなんでしょうって考えると
@暗いとか明る過ぎる
Aピントが合ってない
Bぶれてる
最低これがないようにしていけばまずは良いんじゃないでしょうか
フイルム時代には 絞り シャッタースピードの調整で明るさを決めていましたが
デジタルカメラはISOも自由に調整できるため
暗いところを明るく撮ったり 室内でもぶれないシャッタースピードを選べます
また絞り込んでピントの合う範囲にも余裕を持たせることが出来ます
たとえば仕事で室内の写真を撮るとき
室内は暗いため大きな三脚を使いスローシャッターで撮影します
↑三脚使用 F10 1/5 ISO400 SONYα65
しかし いつでも三脚を持ち歩いて撮影できるとは限りません
↑手持ち F11 1/50 ISO1600 SONYα65
いつでも自由にISO(感度)を変更出来るので
手持ちで撮影しなければならない時
自由に高感度に設定することが出来ます
通常 室内を撮る時はある程度すべてにピントを合わせたいので
絞りはF8以上に絞りたいです
手持ちで撮影するならば最低でも1/30のシャッタースピードが
必要になります(広角レンズ)
絞りとシャッタースピードがある程度決まってしまった時 ISOを自由に変えられるのは
すごく便利です
焦点距離 28mm
焦点距離 200mm
↑手持ち F8 1/125 ISO3200 NIKON D800
室内でも動きが早い被写体や望遠撮影ではとにかく早いシャッタースピードが欲しいです
しかも出来れば絞りも絞り込む方がピントがいいのでF8くらいは欲しい
こんなときISOの調整をして適正露出を決めます
ISO3200でも今のデジカメは画像が綺麗なので比較的失敗しないで綺麗に撮れます
@暗いとか明る過ぎる →対策→撮影後のプレビューで確認
Aピントが合ってない →対策→ オートフォーカスで撮影 少し絞りを絞ると改善 拡大プレビュー
Bぶれてる →対策→シャッタースピードを早くするまたは三脚使用
まず 失敗しない 写真から初めて見ましょう